しだれ桜の頃に

花芽の中に秘められたレーゾンデートル

さくらは、なぜだかわからないけれど咲く

友よ、我々は互いどうしが
人生の慘苦から、扉を開くための機軸らしい

友よ、きみに与えられし数奇な
人生の倦みの中、苦役の中で
その運命を恨まぬのはなぜなのか?

友よ、私はきみがどうか健康でいてくれたら
何も望まない、優しきわがきみよ。