招かれざる盾

「そうだよ。あたしは– –高校生強盗M」
外に貼ってあったポスター……あれこそ、あたし自身のことである。

……てか、モンスターってあたしのこと?

Mは、あたしの本名であるミドリから取ったけど、なんでそう呼ばれてるんだろう。

なーんてことを思っているうちに、先頭の警察があたしに向かって手を伸ばした。

「観念しろ、モンスター!!」

– –フッ、残念でした!!

トートバッグから拳銃を取り出し、男にされたようにその警察の喉元に拳銃をピタッとくっつける。

再び銅像のようにピタリと止まった警察。

「な……っ」

「ねぇ、英語表記のモンスターの頭文字は、"M" だからその別名で呼んでんの?ありがとねー」

せっかく答えにたどり着いたのに、警察は青い顔で怯えるだけ。

ムッとするけど、退散のほうが先!

「あたしが撃てないと思ったら大間違いだかんねっ」