翌日。東の国の城内には、大臣の悲鳴に近い怒号が響き渡りました。
「な、なんですと!? 城にある食糧の備蓄をすべて放出し、城下の民に配れというのですか!」
玉座に座る王は、困惑と不安の入り混じった表情で、隣の妃と顔を見合わせました。
「うむ……パフェ殿が、そうしてくれないかと申すのだ。民に力を蓄えさせよ、と」
「何を馬鹿な! この戦時中、城にだってそんな余裕はございませんぞ!」
大臣の剣幕に、王と妃は言葉を失い、重苦しい沈黙が広間を支配しました。
ーーその頃。どんよりと沈んでいた城下町では、パフェが明るい声を響かせていました。
「シェシェ(ありがとう)! さあ、みなさん。今夜はここで『秋祭りのダンス会』を開きますわよ!」
パフェの指示を受け、数人の兵士たちが戸惑いながらも、古ぼけた舞台の修繕や提灯の準備に取り掛かります。
その光景に、先日パフェと話したあの恰幅の良い婦人が、我慢ならんとばかりに詰め寄ってきました。
「ちょっとあんたたち、一体何を考えてるんだい! こんな時期にお祭りだなんて、正気かい? 頭でもどうかしたんじゃないのかね!」
兵士団長を従え、にこやかに準備を見守るパフェに対し、婦人は呆れ果てたように声を荒らげます。
「明後日には敵が攻めてくるっていうのに、踊ってる暇なんてあるもんか!」
「な、なんですと!? 城にある食糧の備蓄をすべて放出し、城下の民に配れというのですか!」
玉座に座る王は、困惑と不安の入り混じった表情で、隣の妃と顔を見合わせました。
「うむ……パフェ殿が、そうしてくれないかと申すのだ。民に力を蓄えさせよ、と」
「何を馬鹿な! この戦時中、城にだってそんな余裕はございませんぞ!」
大臣の剣幕に、王と妃は言葉を失い、重苦しい沈黙が広間を支配しました。
ーーその頃。どんよりと沈んでいた城下町では、パフェが明るい声を響かせていました。
「シェシェ(ありがとう)! さあ、みなさん。今夜はここで『秋祭りのダンス会』を開きますわよ!」
パフェの指示を受け、数人の兵士たちが戸惑いながらも、古ぼけた舞台の修繕や提灯の準備に取り掛かります。
その光景に、先日パフェと話したあの恰幅の良い婦人が、我慢ならんとばかりに詰め寄ってきました。
「ちょっとあんたたち、一体何を考えてるんだい! こんな時期にお祭りだなんて、正気かい? 頭でもどうかしたんじゃないのかね!」
兵士団長を従え、にこやかに準備を見守るパフェに対し、婦人は呆れ果てたように声を荒らげます。
「明後日には敵が攻めてくるっていうのに、踊ってる暇なんてあるもんか!」



