「…おれ、手伝いませんよ?」
「あら冷たい!静ちゃんがいると、店の回転率が上がるのよ〜!」
静と会話している女性。彼女は…かき氷機をぐるぐると回しながら、そう笑った。
あーなるほど…静の能力か。
確かに氷を操るとか、かき氷屋からしたら優秀な人材だわ。
「…ちょっと行ってくる。花火の場所は、悪いけど確保しておいて」
「当たり前〜!てか、あたしらのかき氷貰ってきてよ!」
「…さぁ、気分による」
静はわざとっぽく肩を落としてそう言った。
静なら断れただろうけど…それでもやるってところに、静の優しさが行動に現れてるな。
「ほら静ちゃん!働いてもらうわよ〜!」
「はいはい」
そう言って、静は店の方へと歩いていった。
