俺がこの世界に来てから、3週間が経った。
あれから、俺は授業に出席するようになった。
元の世界でなんて考えられなかった自分の行動に、俺自身が驚いてる。
それだけじゃなくて、全員で出かけたり遊んだり…鬼ごっこだって何回もした。
そうやって過ごしていくうちに…
俺は『友達』という存在を理解できた。
初めての友達。それは、離れたくなくて…失いたくない奴らなんだって。
「あーもうっ!!手がかりが全然ないよ〜!」
樹がお手上げといった感じで、手を挙げながら叫ぶ。
俺らはいつものメンバーで、いつもの公園に集まっていた。初日に鬼ごっこした公園。
「うーん、そもそも私はりゅうくん以外にムコウ側の人と会ったことないからなぁ……」
「それはそうなんだよ!だからなーんもねぇ!」
真白が困ったようにそう言い、陽介はいつもどおり大きな声を出してる。
「…こうなったら、『数打ちゃ当たる』って言うのを信じてやっていくか」
「えーでもそれって、結局時間がかかりすぎるんじゃないの〜?」
静と夏那恵が、うーんと真剣に考えてる。
