そしたら、こうなった。
教室に来て、ウキウキしながら陽介にその話をしたところ…
『え?能力の授業なんてねぇよ?まぁ、今日は体育あるからいいよなー!!』
…とのこと。
つまりまんまと2人にはめられ、数学の授業を受けているのだ。
てかまともに授業を受けてなかったせいで、数式を見るのが数ヶ月ぶりなんだよ!!
まぁそんな俺が、答えられるはずもなく…
「わ、っかんねぇ……」
「そうか。ここは16だ!」
うんうんと頷いて、解説をスラスラ書いていくが…
俺には全く理解できない!!
そんな様子を見た、両隣にいる樹と陽介が……
「大丈夫っ!僕らが教えるから!」
「えーとな、ここはこうして…こう!」
陽介がノートに数式らしきものを書いて、俺に見せてくる。
…なんかすげー適当に書いてた気がするの、俺だけか?
そう思ったとたん、教師がノートを覗き込んで…
「…陽介、これ全然違うぞ」
「え!?マジかよー!!」
そう言ったのだった。
