ひらけ、ムコウ側の世界!



まさかの天候の変わり方に唖然としてると、カチッと音がした。

は?と思って音の方を見てみると、なんか陽介がライターを持って…!?


「お、おい陽介!!お前早まんなって…!」

「ん?別に大丈夫だって!俺の能力で、燃えてもすぐ消せるし!」


いやそういう問題じゃねーよ!!

と、陽介に近づいてライターを取り上げようとすると……


ドカーンッ!!!


大きな音とともに、外が強く光り輝く。

は、雷落ちた!?
てか今の音と光、すげー近いところに落ちたよな…なんなら揺れたし!!

さすがに驚いたのか、陽介と静はピタリと固まった。

まるで…「やってしまった」とでも言うかのように。


「陽くん、静くん。これ以上荒らしたらダメだよー?今度はここに雷落としたくなっちゃう」


ずうっと笑顔な樹が、低い声でそう言った。

うん、絶対怒ってるよなこれ!!今までで誰よりもこえーかも……


さすがに反省したのか、陽介と静は恐縮して後片付けをし始めた。


「せ、静…えと、ちりとり」

「…ありがとう」


そして喧嘩もなかったかのように、2人は会話を交わしていた。

…今の一連の出来事、なんだったんだよ!!