ホームルームの時間、凪たちのクラスでは、文化祭の出し物について話し合っていた。
「意見がある人手を挙げて!」
学級委員である海人が、進める。
すると、凪がピンと手を挙げる。
「凪ちゃん、どうぞ。」
「ミニ水族館はどうですか?」
凪は水族館が大好きだ。その発言を聞いた航は凪らしいな、と思った。
「ほかに意見は?」
「おれ、クイズ大会がいい!」
「脱出ゲーム!」
「チュロス!」
「ダンス!!」
わちゃわちゃとするクラス内。
「ちょっとみんな、定番すぎるやん。」
海人のツッコミで、クラスが落ち着く。
「どうせなら、俺たちだけにしかできないことしよう?」
「いいね。」
「賛成!」
「さすが海人くん!」
イケメンで、女子人気の高い海人はクラスにとって、影響力がある。
航とはバチバチだが…。
「だから、凪ちゃんの意見はすごくいいと思うんだよね。」
クラスの女子が一気に黙り込む。
そう。海人が、凪だけをリスペクトしたから。
それに気づいた海人は、ビクッとしながらもこれも凪のためだ、とさらに引き込む。
「いいよね!俺はみんなとだから、やりたいと思うし、せっかく海に近いんだから、やりがいがあると思うな!」
女子が一気に頷く。これを見て航はあきれた。
海人の推しで、ミニ水族館に決定した。
「凪ちゃん良かったね!」
休み時間になって海人が凪に話しかける。
「はい!」
とびきり嬉しそうに返事をする凪。
それを遠くから見ていた航はまた、機嫌が悪くなった。そんなことも知らずに凪は航の席に向かう。
「航さん、お願いがあります。いたっ!」
勢いのあまり、凪は机に足をぶつけてしまった。
「大丈夫か?どうしたんだよ。こんなにやる気で。」
「わ、私、ミニ水族館の実行委員長になってしまいました!!」
凪としては、嬉しかったが、重役を任せられるなんて、はじめてのことだったから、焦っている。
「凪、落ち着いて。」
「こ、今度、アクアパレット水族館に下見に行こうとおもうんですが、一緒に行きませんか?」
凪としては一人だと心配だったから誘っただけだったが、航はデートのお誘いだと勘違いして、心臓がドキドキした。
「いいよ。」
「良かったぁ。ありがとうございます。」
「それで、いつ行くんだ?」
「今週の土曜日は空いてますか?」
「うん!」
空いてなくても凪のためなら空けるくらいの勢いで、航が、言った。航はいつもは凪に会えないから土曜日が好きではなかったが、今回は土曜日が待ち遠しかった。
「意見がある人手を挙げて!」
学級委員である海人が、進める。
すると、凪がピンと手を挙げる。
「凪ちゃん、どうぞ。」
「ミニ水族館はどうですか?」
凪は水族館が大好きだ。その発言を聞いた航は凪らしいな、と思った。
「ほかに意見は?」
「おれ、クイズ大会がいい!」
「脱出ゲーム!」
「チュロス!」
「ダンス!!」
わちゃわちゃとするクラス内。
「ちょっとみんな、定番すぎるやん。」
海人のツッコミで、クラスが落ち着く。
「どうせなら、俺たちだけにしかできないことしよう?」
「いいね。」
「賛成!」
「さすが海人くん!」
イケメンで、女子人気の高い海人はクラスにとって、影響力がある。
航とはバチバチだが…。
「だから、凪ちゃんの意見はすごくいいと思うんだよね。」
クラスの女子が一気に黙り込む。
そう。海人が、凪だけをリスペクトしたから。
それに気づいた海人は、ビクッとしながらもこれも凪のためだ、とさらに引き込む。
「いいよね!俺はみんなとだから、やりたいと思うし、せっかく海に近いんだから、やりがいがあると思うな!」
女子が一気に頷く。これを見て航はあきれた。
海人の推しで、ミニ水族館に決定した。
「凪ちゃん良かったね!」
休み時間になって海人が凪に話しかける。
「はい!」
とびきり嬉しそうに返事をする凪。
それを遠くから見ていた航はまた、機嫌が悪くなった。そんなことも知らずに凪は航の席に向かう。
「航さん、お願いがあります。いたっ!」
勢いのあまり、凪は机に足をぶつけてしまった。
「大丈夫か?どうしたんだよ。こんなにやる気で。」
「わ、私、ミニ水族館の実行委員長になってしまいました!!」
凪としては、嬉しかったが、重役を任せられるなんて、はじめてのことだったから、焦っている。
「凪、落ち着いて。」
「こ、今度、アクアパレット水族館に下見に行こうとおもうんですが、一緒に行きませんか?」
凪としては一人だと心配だったから誘っただけだったが、航はデートのお誘いだと勘違いして、心臓がドキドキした。
「いいよ。」
「良かったぁ。ありがとうございます。」
「それで、いつ行くんだ?」
「今週の土曜日は空いてますか?」
「うん!」
空いてなくても凪のためなら空けるくらいの勢いで、航が、言った。航はいつもは凪に会えないから土曜日が好きではなかったが、今回は土曜日が待ち遠しかった。
