帰りのバスに揺られている間、2人は学校で流行っているアニメの話をしていた。 2人席に並んで座ってカードゲームで戦うアニメが好きだがその世界に行きたくはない、と碧が言うと、乃々は心から同意した。(バトルアニメなので。) バスを降りると、もう夕方だった。 青めいた辺りにそよ風が吹いていく。 碧が空を指さした。 「金星。」 「ほんと。」 「空に金星、って綺麗な言葉じゃない?」 「だね。」 乃々は春のお出かけが碧と一緒で、心から良かったと思ったのだった。 おわり