好きな人とは“停滞中”から“進行中”に変わりました。
だからタイトルは“君への想いは進行中”で新しく本を書くことにしました。
俺は新しい小説サイトを開いてタイトルを打ち込んだ。
明日からは修学旅行だから修学旅行のことを書くことにした。楽しみだ。
テストは他の学年よりも一週間始まった。同じ建物ではあるけれど、中学生としては最後のテストだから気合いを入れて頑張ろう!、としていたのに、…インフルエンザに感染してしまった。最悪すぎる。
テストへの緊張の糸は外れてしまい、修学旅行の部屋や座席は決められず、卒業アルバムの集合写真にも写れなかった。中高一貫でも卒アルは作るみたいだ。四科目は受けられなかったけど、あとの五科目は受けられるから頑張ろう。
少し揉め気味の俺たちのクラスで話し合った結果、部屋はほとんど仲の良い子たちとは別れて不登校の子たちと同じ...。あまり喋ったこともないし、しかも来るかも分からないし...。不安だ。あと、少しだけ…嫌だ。
今回の行き先は…東京だ。最後に訪れたのは二年くらい前だからずっと楽しみにしていた。俺は楽しみすぎて、何週間も前からキャリーケースを広げてしまっている。早く修学旅行に行きたい。
ついに待ち遠しかった修学旅行がやっと来た。
いつもよりも早めに起きて、よく遊びに行く駅に学年みんなが集合して、そこから新幹線で東京まで向かう。
新幹線の中ではトランプをしたり、しりとりをしたり。天気が良くって、富士山が見えてみんな大盛り上がり。富士山大きいなぁと、僕もぼーっと眺める。
そして、新幹線は東京駅に着いた。
一日目は自主研修。東京駅で別れてから、それぞれの電車に乗って、それぞれの場所へと向かう。
グループメンバーは、俺と詩央里と菜々香とその菜々香の彼氏の颯太。映画みたいな…ダブルデートってこと...。
四人とも同じクラスで、颯太と俺は休憩時間に結構よく話したりする関係だ。
俺たちは見慣れない電車の線を見ながら、渋谷へと向かう線を探す。大阪環状線だったら分かるんだけどな...。さすがに地下まで駅が広がっていると頭が割れそうだ。
「これ、かな?」
スマホで電車の情報を調べてくれていた菜々香が、電車の前にたどり着いて指を刺す。
「だと思う。うん、あってるはず。」
詩央里もスマホを見ながらそう言って、電車に乗り込む。
電車内のモニターに、“渋谷”という文字を見つけてホッと息をつく。
「やっぱり東京って都会だよね。歩いてる人はみんな標準語だから、余計に違うところに来たって感じするし。」
隣に座っている颯太が電車からの景色を見ながら言う。前では菜々香と詩央里が楽しそうに話をしている。
「それな。菜々香以外みんな関西弁だから、標準語教えてもらわないとだな。」
「確かに。一人だけ東京に混じってるよね。」
「ほんとそう。」
颯太と俺は菜々香と目があって笑う。向こうは不思議そうな顔をしてこっちを見た。急に目があって、笑われたら誰もがみんなその表情だと思う。
「てかさ、渋谷行ったらどうする?一旦別れる?」
「そうする?二人はなんかショッピングするって言ってたやんな?」
「そうそう。詩央里ちゃんと亮介はあれだろ、カフェ行きたいんだろ?」
「うん。じゃあ別れますか。」
「そうしよう。」
電車のスピーカーからは「まもなく渋谷、渋谷です」とアナウンスが聞こえる。早く行きたい。
だからタイトルは“君への想いは進行中”で新しく本を書くことにしました。
俺は新しい小説サイトを開いてタイトルを打ち込んだ。
明日からは修学旅行だから修学旅行のことを書くことにした。楽しみだ。
テストは他の学年よりも一週間始まった。同じ建物ではあるけれど、中学生としては最後のテストだから気合いを入れて頑張ろう!、としていたのに、…インフルエンザに感染してしまった。最悪すぎる。
テストへの緊張の糸は外れてしまい、修学旅行の部屋や座席は決められず、卒業アルバムの集合写真にも写れなかった。中高一貫でも卒アルは作るみたいだ。四科目は受けられなかったけど、あとの五科目は受けられるから頑張ろう。
少し揉め気味の俺たちのクラスで話し合った結果、部屋はほとんど仲の良い子たちとは別れて不登校の子たちと同じ...。あまり喋ったこともないし、しかも来るかも分からないし...。不安だ。あと、少しだけ…嫌だ。
今回の行き先は…東京だ。最後に訪れたのは二年くらい前だからずっと楽しみにしていた。俺は楽しみすぎて、何週間も前からキャリーケースを広げてしまっている。早く修学旅行に行きたい。
ついに待ち遠しかった修学旅行がやっと来た。
いつもよりも早めに起きて、よく遊びに行く駅に学年みんなが集合して、そこから新幹線で東京まで向かう。
新幹線の中ではトランプをしたり、しりとりをしたり。天気が良くって、富士山が見えてみんな大盛り上がり。富士山大きいなぁと、僕もぼーっと眺める。
そして、新幹線は東京駅に着いた。
一日目は自主研修。東京駅で別れてから、それぞれの電車に乗って、それぞれの場所へと向かう。
グループメンバーは、俺と詩央里と菜々香とその菜々香の彼氏の颯太。映画みたいな…ダブルデートってこと...。
四人とも同じクラスで、颯太と俺は休憩時間に結構よく話したりする関係だ。
俺たちは見慣れない電車の線を見ながら、渋谷へと向かう線を探す。大阪環状線だったら分かるんだけどな...。さすがに地下まで駅が広がっていると頭が割れそうだ。
「これ、かな?」
スマホで電車の情報を調べてくれていた菜々香が、電車の前にたどり着いて指を刺す。
「だと思う。うん、あってるはず。」
詩央里もスマホを見ながらそう言って、電車に乗り込む。
電車内のモニターに、“渋谷”という文字を見つけてホッと息をつく。
「やっぱり東京って都会だよね。歩いてる人はみんな標準語だから、余計に違うところに来たって感じするし。」
隣に座っている颯太が電車からの景色を見ながら言う。前では菜々香と詩央里が楽しそうに話をしている。
「それな。菜々香以外みんな関西弁だから、標準語教えてもらわないとだな。」
「確かに。一人だけ東京に混じってるよね。」
「ほんとそう。」
颯太と俺は菜々香と目があって笑う。向こうは不思議そうな顔をしてこっちを見た。急に目があって、笑われたら誰もがみんなその表情だと思う。
「てかさ、渋谷行ったらどうする?一旦別れる?」
「そうする?二人はなんかショッピングするって言ってたやんな?」
「そうそう。詩央里ちゃんと亮介はあれだろ、カフェ行きたいんだろ?」
「うん。じゃあ別れますか。」
「そうしよう。」
電車のスピーカーからは「まもなく渋谷、渋谷です」とアナウンスが聞こえる。早く行きたい。



