ヴィクトールの闇魔法にはあまりいい噂がない。
自分の意思に反して動くこともあるため気色悪いのだろう。
魔法は本来、意思によって動くものだからだ。
『闇魔法に触れたら魂を吸い取られる』『命を奪われる』
そう思われていた方がいい。実際、闇魔法は危険で触れてはいけないものだ。
ヴィクトールは畏怖の対象になったが、それが抑止力にもなっていた。
それが皇帝としての威厳が保てるのならプラスだった。
そこで持ち込まれたサンドラクト王国からの縁談。
今まで決して交わることがなく、なにかと敵対していた二国。
サンドラクト王国は魔法嫌いなことは有名で長年膠着状態は続いていた。
そんなタイミングでここ数年でサンドラクト王国が急激に領土を拡大しているということで緊張感は高まりつつあった。
その裏にある王女が関わっていると知ったのは随分と後のことだ。
(まさか二国に嫁いで国を持って帰るとは……どんな女なのか)
傾国の美女なのか、はたまた相当強いのか。
サンドラクト国王も数々の伝説を打ち立ててきたことはヴィクトールも知っていた。
そもそも魔法が彼らを圧倒できない理由、それは圧倒的な武力だ。
いくら魔法が強くとも当たらなければ意味はないし、力を溜めて放つまでに時間がある。
そこをつかれてしまえば、一瞬で命を奪えるというわけだ。
オノレを間近で見ているからこそそう思うのだ。
自分の意思に反して動くこともあるため気色悪いのだろう。
魔法は本来、意思によって動くものだからだ。
『闇魔法に触れたら魂を吸い取られる』『命を奪われる』
そう思われていた方がいい。実際、闇魔法は危険で触れてはいけないものだ。
ヴィクトールは畏怖の対象になったが、それが抑止力にもなっていた。
それが皇帝としての威厳が保てるのならプラスだった。
そこで持ち込まれたサンドラクト王国からの縁談。
今まで決して交わることがなく、なにかと敵対していた二国。
サンドラクト王国は魔法嫌いなことは有名で長年膠着状態は続いていた。
そんなタイミングでここ数年でサンドラクト王国が急激に領土を拡大しているということで緊張感は高まりつつあった。
その裏にある王女が関わっていると知ったのは随分と後のことだ。
(まさか二国に嫁いで国を持って帰るとは……どんな女なのか)
傾国の美女なのか、はたまた相当強いのか。
サンドラクト国王も数々の伝説を打ち立ててきたことはヴィクトールも知っていた。
そもそも魔法が彼らを圧倒できない理由、それは圧倒的な武力だ。
いくら魔法が強くとも当たらなければ意味はないし、力を溜めて放つまでに時間がある。
そこをつかれてしまえば、一瞬で命を奪えるというわけだ。
オノレを間近で見ているからこそそう思うのだ。



