(俺以外、触れられる者などいないと思っていた。魔力がないからか? いや……別の問題か?)
体を撫でて愛でつつ、シャルレーヌも闇魔法も完全にリラックスしている。
シャルレーヌにいたっては闇魔法と普通に会話しているではないか。
朝食時に咳き込みながらも勝気な様子とは打って変わって、年相応の少女だ。
ヴィクトールのことなど微塵も気にしていないようだ。
(妃たちを散々煽っていたが、正妃になるつもりがないなら何故……)
彼女が何を考えているか理解できずに、ヴィクトールはしばらくシャルレーヌを観察していた。
しかし彼女はあろうことか、うとうとし始めて次第に瞼が閉じてくる。
まさかと思ったがそのままヴィクトールの闇魔法を抱きしめながら眠ってしまった。
「なんなんだ、君は……」
そんな言葉が出てしまうのも仕方のないことだろう。
闇魔法に視線を向けると満更でもなさそうだ。というよりはむしろ居心地がよさそうにしていた。
ヴィクトールは近場にあった椅子を引き寄せて腰掛けた。
まさか自身の闇魔法を抱き枕にしようとする女がこの世界にいるなど、考えたこともなかったからだ。
(彼女について調べてもほとんど情報が出てこない。どういうことなんだ?)
体を撫でて愛でつつ、シャルレーヌも闇魔法も完全にリラックスしている。
シャルレーヌにいたっては闇魔法と普通に会話しているではないか。
朝食時に咳き込みながらも勝気な様子とは打って変わって、年相応の少女だ。
ヴィクトールのことなど微塵も気にしていないようだ。
(妃たちを散々煽っていたが、正妃になるつもりがないなら何故……)
彼女が何を考えているか理解できずに、ヴィクトールはしばらくシャルレーヌを観察していた。
しかし彼女はあろうことか、うとうとし始めて次第に瞼が閉じてくる。
まさかと思ったがそのままヴィクトールの闇魔法を抱きしめながら眠ってしまった。
「なんなんだ、君は……」
そんな言葉が出てしまうのも仕方のないことだろう。
闇魔法に視線を向けると満更でもなさそうだ。というよりはむしろ居心地がよさそうにしていた。
ヴィクトールは近場にあった椅子を引き寄せて腰掛けた。
まさか自身の闇魔法を抱き枕にしようとする女がこの世界にいるなど、考えたこともなかったからだ。
(彼女について調べてもほとんど情報が出てこない。どういうことなんだ?)



