「ルイ、遅かったわね」
「申し訳ありません。遅くなりましたが紅茶をお持ちいたしました」
「いいのよ。それよりもあなた……どうしてそんなにびしょ濡れなのかしら」
「水が欲しいと頼んだらこのようなことに。お見苦しいところを」
「いいのよ。慣れないことばかりで大変だと思うけれど、がんばってちょうだいね」
「はい、もちろんです」
淡々と返事をしつつ、ルイは紅茶の準備を進めていく。
扉を開けたロミも部屋の前でルイを待っていただけなのに燕尾服はボロボロだ。
そしてシャルレーヌに訴えかけるように廊下の外、一点を見つめて動かなくなってしまった。
シャルレーヌは笑いかけて小さく首を横に振る。
その仕草を見たルイとロミは頷くと、彼は荷物の整理を再開させ、ルイは紅茶を淹れていく。
「ロミ、服がボロボロだけどどうしたの?」
「どこからか強風が吹いてきて、一瞬で切り刻まれました」
「室内で強風……? ナリニーユ帝国ではこれが日常なのかしら。今度、聞いてみましょうね」
ルイがサイドテーブルに紅茶を置いた。
彼らに着替えるように促しつつ、シャルレーヌはホッと息を吐き出す。
「申し訳ありません。遅くなりましたが紅茶をお持ちいたしました」
「いいのよ。それよりもあなた……どうしてそんなにびしょ濡れなのかしら」
「水が欲しいと頼んだらこのようなことに。お見苦しいところを」
「いいのよ。慣れないことばかりで大変だと思うけれど、がんばってちょうだいね」
「はい、もちろんです」
淡々と返事をしつつ、ルイは紅茶の準備を進めていく。
扉を開けたロミも部屋の前でルイを待っていただけなのに燕尾服はボロボロだ。
そしてシャルレーヌに訴えかけるように廊下の外、一点を見つめて動かなくなってしまった。
シャルレーヌは笑いかけて小さく首を横に振る。
その仕草を見たルイとロミは頷くと、彼は荷物の整理を再開させ、ルイは紅茶を淹れていく。
「ロミ、服がボロボロだけどどうしたの?」
「どこからか強風が吹いてきて、一瞬で切り刻まれました」
「室内で強風……? ナリニーユ帝国ではこれが日常なのかしら。今度、聞いてみましょうね」
ルイがサイドテーブルに紅茶を置いた。
彼らに着替えるように促しつつ、シャルレーヌはホッと息を吐き出す。



