「すまない、部屋に戻ろう」
「ありがとうございます。それからモルガン様の無礼を陛下はどう清算してくださるのかしら」
「…………」
「わたくし、傷つきましたわ。一方的に罵倒されたんですもの」
こうなることがオノレが一番、防ぎたかったことではないだろうか。
モルガンも自分のしでかしたことをやっと理解したのか涙を堪えているが、シャルレーヌの知ったことではない。
(奪い返しほどの気概がありませんと、つまらないですわ)
弱い者など淘汰されて終わり。シャルレーヌの視界にすら入らない。
オノレが手合わせするにしても、この件は帳尻が合わないではないか。
ヴィクトールはシャルレーヌが何を求めているかわかったのだろう。
別室に移動したシャルレーヌは、テーブルを挟んでヴィクトールの前に座った。
「今度のパーティーでパートナーに指名する。それでどうだ?」
「……パーティー?」
簡単にまとめると、今度のパーティーにヴィクトールの妃として出席するそうだ。
エマニュエルやアナベル、ベアトリスをその場にあったパーティーで連れていくのだそう。
エマニュエルは帝国貴族、アナベルは商会や民衆の前で。ベアトリスは他国との外交の場だ。
ナタリーは本人の希望でパーティーなどの参加はしていない。
そこでも正妃になるための試練があるそうだが、シャルレーヌを連れていけばどうなるのか安易に想像できる。
「ありがとうございます。それからモルガン様の無礼を陛下はどう清算してくださるのかしら」
「…………」
「わたくし、傷つきましたわ。一方的に罵倒されたんですもの」
こうなることがオノレが一番、防ぎたかったことではないだろうか。
モルガンも自分のしでかしたことをやっと理解したのか涙を堪えているが、シャルレーヌの知ったことではない。
(奪い返しほどの気概がありませんと、つまらないですわ)
弱い者など淘汰されて終わり。シャルレーヌの視界にすら入らない。
オノレが手合わせするにしても、この件は帳尻が合わないではないか。
ヴィクトールはシャルレーヌが何を求めているかわかったのだろう。
別室に移動したシャルレーヌは、テーブルを挟んでヴィクトールの前に座った。
「今度のパーティーでパートナーに指名する。それでどうだ?」
「……パーティー?」
簡単にまとめると、今度のパーティーにヴィクトールの妃として出席するそうだ。
エマニュエルやアナベル、ベアトリスをその場にあったパーティーで連れていくのだそう。
エマニュエルは帝国貴族、アナベルは商会や民衆の前で。ベアトリスは他国との外交の場だ。
ナタリーは本人の希望でパーティーなどの参加はしていない。
そこでも正妃になるための試練があるそうだが、シャルレーヌを連れていけばどうなるのか安易に想像できる。



