歴史・時代

- 作品番号
- 1777706
- 最終更新
- 2026/03/19
- 総文字数
- 4,297
- ページ数
- 2ページ
- ステータス
- 未完結
- PV数
- 3
- いいね数
- 0
昭和二十年、東京。 大空襲の夜、看護婦の小夜が運び込まれた負傷兵を見た瞬間、手が止まった。 度重なる空襲で焼け野原となった街で、若い看護婦・小夜は、崩れかけた病院の一室で負傷兵たちの手当を続けていた。 包帯は足りず、薬もない。水も灯りも十分ではない。それでも彼女は、目の前の命を救おうと手を動かす。 かつて想いをよせあっていた寄せ合っていた青年・龍之介は出征し、それきり消息が途絶えていた。生きているのか、もうこの世にいないのか、それすら分からない。 ある夜、重傷の兵士が運び込まれる。 顔は煤と血で判別がつかず、意識もない。名も告げられぬまま、彼女はいつも通り処置を施す。 包帯を替え、傷口を洗い、弱くなる呼吸を必死に繋ぎ止めようとする。 兵士は目を開けることなく、そのまま息を引き取る。 後処理のために認識票を確認した瞬間、彼女の手は止まる。 そこに刻まれていたのは——かつて愛した男の名前だった。 焼け跡に立つ彼女の手には、返されることのない彼の認識票が残されている。 戦火の中で、2人はなぜ出会い、愛し合ったのか。 いま、生きていることが当たり前ではない。 どうか沢山の方に届いて欲しい2人の純愛ラブストーリーです。
- あらすじ
- 昭和二十年、東京。
空襲で荒廃した街で看護婦・小夜は負傷兵の手当を続けていた。
ある夜、名も分からぬ重傷兵を看取るが、認識票に刻まれていたのは消息不明だった恋人・龍之介の名だった。
戦火の中で交差した、儚くも切ない純愛の物語。
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