閉会式が終わると、篠宮教官が回廊の影から現れた。 「零班。校長室だ」 白鷺が肩をすくめた。 「今度は盗まずに入っていいやつ?」 「今度は最初から呼んでいる」 「前回との差がひどい」 「白鷺」 「はい」 一発で黙った。便利だな、その呼び方。