王子は姫を愛して止まない

『姫乃は俺をかいかぶってるよね』

きょとんとする。

かいかぶってる…?

『俺へのイメージすごく良いみたいだけど、俺はそんなに出来た人間じゃないよ。姫乃だって、俺に触れられて怖かったこともあったでしょ?なのに俺は…』

「ないよ?」

何を言っているんだろう?私は実風くんをかいかぶっているつもりなどない。

「実風くんに触れられて、怖かったことなんて一度もない。不安になったこともない」

すると実風くんは戸惑いをみせた。

『え…でも俺は色々強引に…』