王子は姫を愛して止まない

ホント可愛いね姫乃。そんな姫乃は小悪魔だ。

「ねえ、姫乃。餃子に何入れてる?」

「っへ?な、なな何って…?」

この様子はどう見たって図星だ。

姫乃が辛党なことくらい知っているけれど、結構強いんだけど…。

俺がじっと見つめると、観念したように口を開いた。

「と、豆板醤と、ハバネロ入れました…」

だからかー…この耐えがたい激痛は…。

「ご、ごめんね、実風くん。まさかそんなに辛いものがダメだったとは…」

「いやいや、これ辛すぎじゃない?他にもある?辛いやつ」