王子は姫を愛して止まない

俺はむりやり顔に笑顔を張り付けて不意せいを装うと頷いた。

「ありがとう。じゃあ一緒に作ろっか。食べたいものとかある?」

「う~んとねぇ~」

頭の両サイドに人差し指を当てて真剣に考えている姿が可愛すぎてもう苦しい。

つい手を出しそうになって姫乃に指先が触れそうになった時、姫乃がパアッと明るい顔をしてこちらを見た。

「あれ食べたい!一緒に!」

「?」

とにかく可愛すぎる。好きすぎる。愛おしい。