王子は姫を愛して止まない

泊まりなので夕食を何にしようかと悩んだ。

顎に手を当てて悩んでいると姫乃が洗面所からぱたぱたと足音をならしてやって来た。

ヤバい可愛い。いつもと違うフィルターが心臓をえぐってくる。

「実風くん、何か作るの?」

「…うん」
ニヤケ隠すために口元おさえてたら返答が淡白になってしまった。

「えっと…?」

ああどうしようって顔してる!とにかく状況が分かってない顔!可愛い!!

「わ、私も手伝って良い?」

一緒に作ってくれるってこと?え、愛しすぎる…。