王子は姫を愛して止まない



ガチャッと扉を開く。

マンションの部屋の扉を開けると、少し広めな玄関が出てくる。

緊張している様子の姫乃が可愛くてつい意地悪をしてしまった。

ちゅっと軽くキスをすると、ビクッと肩を震わせた。

「っ…!?」

「ふふ、ごめんね。つい。玄関でキスも悪くないね。なんかそそるものがある」

「な、ないよ!」

俺がニヤリと笑って言えば恥ずかしそうに姫乃は首を横に振った。