王子は姫を愛して止まない

「兄さんにどう思われたって関係ないよ。姫乃はずっと俺のでしょ?」

「っ…そ、そういうこと、さらっと言わないでぇ…」

顔が熱いよ、全部実風くんのせいなんだから...。

けれど、確かにお兄さんに嫌われたとしても実風くんが私と居てくれるならそれだけで幸せだ。

私は満を持して、扉を開けて、ファンシーな店内にはいる。

おくの方の席に行くと、雛ちゃんともう1人の男性が座っていた。

あちらの方が穂山先輩だろうか?

私の前を実風くんが先導して行ってくれる。