王子は姫を愛して止まない

私を抱き締める実風くんの腕に力が入る。

「ん?それは?」

「っ…!」

耳元で囁かれてピクッと肩が跳ねる。
い…いじわる…。

「実風くんのことばっかり、考えてた…の…」


視界の端で喉仏が上下する。

「へぇ?俺のことばっかりか…。嬉しい」

あ…この目実風くんのキケンな目…。

「っあ…実風くん…ちょっとまっ…んんっ」

顎を捕まれるようにおさえられて、強引なキスがおとされる。