王子は姫を愛して止まない

「え?うん。なんで?そりゃそうじゃん!ていうか、あの無頓着弟のベタ惚れ彼女どんな人なの?ってちょっと心配そうだったから、会ってもらった方が早いと思って!」

「へ、へぇー…」

いやいや、私は別に会いたくないんだけど!?ていうか、先輩で、顔も知らない初対面の人と合うとか私無理…。

できるだけそういうの避けてるのに…。

でも、そんな私を知ってるのに提案してきてくれたってことは、きっと雛ちゃんも紹介したいんだろうな。…いや、だぶるでえと?したいだけかもしれないけど…?

「えっと…でも…実風くんに聞いてみないと、分かんない…かも…」

「ん~確かに!そっか!そうだね!じゃあ先に行ってるから、来てねー!」