王子は姫を愛して止まない

昼食を食べ終わったあと、実風くんがキスをしてきて、それが止まらず、ギリギリで教室に戻った。

私が不自然にも真っ赤だったからか、私の様子を見た雛ちゃんがニヤニヤとして見てきてすごく居たたまれないまま、その日は過ぎた。


数日たったある日の木曜日。

その夜は実風くんに電話をかけようとしていると、実風くんからかかってきて嬉しさと驚きで急いで出て通話していた。

『あっ、そうだ。姫乃にちゃんと言っておきたかったんだけど』

「どうしたの?ちゃんとって?」

何かあっただろうか?