王子は姫を愛して止まない

ぎゅっと強く、制服のスカートを握っている手に力が入っている。

その手をぎゅっと握って、頬に手を添えた。

「姫乃は俺が好き?」

たくさんの涙を流しながら姫乃はコクりと頷いた。

「す、きっ…実風くん…」

姫乃の小さな手が頬に重ねた俺の手に優しく重ねられる。


「実風くんが好きで、苦しいですっ」


それを聞いたとたん、頭で考えるより、からだが先に動いた、

「んっ…んんっっ」