電話を切ると大きなため息が漏れた。
重い足取りで、もと来た道を戻る。
会いたくない。
できるものなら話したくもない。
だけど知られたからにはしょうがないんだと、自分が今日河川敷に行きたいと言ったことを死ぬほど後悔しながら、ペダルをこぐ。
橋の下に碧くんが見える。
夕紗が私に気づいて近づいてきた。
「突然いなくなったからびっくりしたよ」
「テンパっちゃって……」
「合月くんたち、花見に来たらしいよ。運悪かったね」
碧くんは特にこちらを向くことなく、みんなの輪の真ん中にいた。
私に気づいた隣の男の子が「ねーちゃん戻ってきた」と碧くんの肩をつつく。
「ふーん」と彼は素っ気ない。
重い足取りで、もと来た道を戻る。
会いたくない。
できるものなら話したくもない。
だけど知られたからにはしょうがないんだと、自分が今日河川敷に行きたいと言ったことを死ぬほど後悔しながら、ペダルをこぐ。
橋の下に碧くんが見える。
夕紗が私に気づいて近づいてきた。
「突然いなくなったからびっくりしたよ」
「テンパっちゃって……」
「合月くんたち、花見に来たらしいよ。運悪かったね」
碧くんは特にこちらを向くことなく、みんなの輪の真ん中にいた。
私に気づいた隣の男の子が「ねーちゃん戻ってきた」と碧くんの肩をつつく。
「ふーん」と彼は素っ気ない。
