「碧くんは、私に気付いてない……?」
だけど返ってきた返事は、『ううん。萩花に気付いて下りてきたみたい』だった。
絶望感から吐き気がした。
「まさか、碧くんにダンススクールのこと、言ってないよね……?」
言ってなければ、せめて体育のダンス練習だって嘘をつける。
ダンススクールだけは知られずにすむ。
『ごめん、凛が言ってしまった』
夕紗が申し訳なさそうに言った。
「そっか……」
本格的にダンスを踊ってたんだから、それを見たなら普通はそういう会話になるよね。
凛も希歩も、夕紗みたいに事情を知らない。
話してない私が悪い。
でも……
「碧くんがお母さんに言ったらどうしよう」
だけど返ってきた返事は、『ううん。萩花に気付いて下りてきたみたい』だった。
絶望感から吐き気がした。
「まさか、碧くんにダンススクールのこと、言ってないよね……?」
言ってなければ、せめて体育のダンス練習だって嘘をつける。
ダンススクールだけは知られずにすむ。
『ごめん、凛が言ってしまった』
夕紗が申し訳なさそうに言った。
「そっか……」
本格的にダンスを踊ってたんだから、それを見たなら普通はそういう会話になるよね。
凛も希歩も、夕紗みたいに事情を知らない。
話してない私が悪い。
でも……
「碧くんがお母さんに言ったらどうしよう」
