ロックフェスから始まった恋(前編)

「俺ステーキ!」


あたしはハンバーグを注文した。


「うまっ」


昴さんは子どもみたいに頬張る。


「はぁー...ついてます、、」


あたしはそう言って口を拭いた。


「さんきゅっ。それうまそう」


そう言ってあたしのフォークに刺さったハンバーグを食べた。


「ちょっ、、」

「あ、関節キスや♡」

「なっ、、」

「顔赤いで」


あきらかからかってる。


「いつもそうやって...何人の女の子泣かせて来たんですかー」


昴さんは満更でも無い顔で笑う。

特に何かを話したわけでもなく、ほんとに友だちとご飯を食べに来たみたいな感じだった。