ロックフェスから始まった恋(前編)

休憩時間。

俺らは天音のクラスに向かった。


「ありがとね」


天音は子どもに目線を合わせて接客をしていた。

そういうの、俺弱いんよな。


「天音」

「来てくれたんですね」

「当たり前やろ」

「俺もお菓子釣りやる~」


久遠が言った。


『俺も』


みんなでお菓子釣りをした。

他にも射的とか輪投げとかほんまに縁日みたいな感じやった。


「天音休憩まだなん?」

「もうちょっとです」

「ほな待っとくわ」


天音は接客に戻った。


「天音」


天音がこっちを振り返った。


パシャ__


俺は天音の写真を撮った。