ロックフェスから始まった恋(前編)

「なんでお前らついてくんねん」

『おもろそうやから』


結局みんなあたしの部屋に。


「ほんまに俺らのファンなんや」


久遠さんが周りを見て言う。


「チェキフォルダーや!」


洸太さんが言った。


『見たい見たい』

「なんや、久遠ばっかりやん」


友絆さんが言った。


「ランダムやもん」


昴さんが不貞腐れたように言った。


「なぁ」

「はい」


昴さんがあたしに近付く。


「なんの連絡もなくて寂しかった?」

「いや、別に...」

「ほんまに?」

「夢だったのかなーって思ってました」

「なんやそれ(笑)もっと俺に近付きたいとかないん」

「んー、ないですね、ファンだから、一線をこえたらダメなんですよ」

「真面目か」


この人たちは何しに来たんだってくらい、ゲームして帰って行った。