入学式―――――
先生の"新入生、入場"の言葉で、1年生が体育館に入っていく。
そして、あたしのクラスも入っていく。
あ…上山先輩…///
先輩も気づいてくれたみたいで、手を振ってくれた。
あたしは、小さく頭を下げて前に進んだ。
あー…入学式長いな…。
1時間半後――――
長い入学式が終わり、休み時間。
あたしは、友達つくるのだけは得意だ。
よし!!いっぱいつくろう!!
クラスのほとんどの女子に、アドを聞いた。
『あのさっ』
「?」
知らない男子に喋りかけられて、ちょっと戸惑う。
『アド教えてくんないかな??』
「あ、いいよっ」
『あいつらにも教えていい??』
そう言って、彼が指さす方には7人ほどの男子。
なーんか…
かっこいい人ばっかりだな…。
さすが、桜高だよ。
「いいよ。別に」
『さんきゅっ。じゃ』
「うん」
先生の話も終わり、教科書が配られた。
まだ硬い教科書を、パラパラめくるととても難しそうな数式がズラズラ…。
"あたし…やってけるのかな…"
そんな不安が、1つ生まれた。
帰り――――
「美莉~、これからカラオケ行こーよ!!」
「ごめん由羽ー。あたし今日用事あるんだっ」
「用事って??」
「勉強教えてもらうの。ごめんね」
「そっかあ…おっけ!!」
カラオケかー…行きたいけどな…。
今日は、潤くんに高校の勉強を教えてもらう約束をしていた。
あれ??そういえば、潤くんいたっけ…??
先生の"新入生、入場"の言葉で、1年生が体育館に入っていく。
そして、あたしのクラスも入っていく。
あ…上山先輩…///
先輩も気づいてくれたみたいで、手を振ってくれた。
あたしは、小さく頭を下げて前に進んだ。
あー…入学式長いな…。
1時間半後――――
長い入学式が終わり、休み時間。
あたしは、友達つくるのだけは得意だ。
よし!!いっぱいつくろう!!
クラスのほとんどの女子に、アドを聞いた。
『あのさっ』
「?」
知らない男子に喋りかけられて、ちょっと戸惑う。
『アド教えてくんないかな??』
「あ、いいよっ」
『あいつらにも教えていい??』
そう言って、彼が指さす方には7人ほどの男子。
なーんか…
かっこいい人ばっかりだな…。
さすが、桜高だよ。
「いいよ。別に」
『さんきゅっ。じゃ』
「うん」
先生の話も終わり、教科書が配られた。
まだ硬い教科書を、パラパラめくるととても難しそうな数式がズラズラ…。
"あたし…やってけるのかな…"
そんな不安が、1つ生まれた。
帰り――――
「美莉~、これからカラオケ行こーよ!!」
「ごめん由羽ー。あたし今日用事あるんだっ」
「用事って??」
「勉強教えてもらうの。ごめんね」
「そっかあ…おっけ!!」
カラオケかー…行きたいけどな…。
今日は、潤くんに高校の勉強を教えてもらう約束をしていた。
あれ??そういえば、潤くんいたっけ…??
