ただいま、チームで取り合い中。




「あ、あのさ。とりま喧嘩はやめて、話し合い…」

「オレお前のこと嫌い!!この食わせ者!!」

「ふん、俺も君みたいなガキは願い下げだね」


もう俺のことなんて見えてないだろ…ってくらい、2人は口論していた。
いや、口論っていうより小学生の悪口合戦みたいになってるけど…。


「あの、一旦止まれ…」

「食わせ者はひっこんでろ!!真のチームメイトはオレらだから!」

「おいだから、昼休み終わる…」

「そんなの、誰が決めたの?ザクが認めないとそれは仲間って言えないでしょ?」

「おまっ…!」

「一旦ストップしろー!!!」


飛葉が拳を振り上げたので、流石の俺も我慢が出来なくなった。

今までにないくらい大声でそう言ったとき、時が停止したかのように2人はピタリと硬直して俺の方を見る。


「チームのこととかさ…もっと聞かせてくんない?俺は今日無理だから…明日とかさ」

「あ、確かに…ザクも混乱してるだろうし、そうだよね」


ごめんねと、頭を掻きながら謝ってくれる霧。
よし。これでようやく穏やかな雰囲気が戻った…


「うぬぬ…じゃあオレが全部話してやるから!コイツなんて放っといて明日話そうな!!」

「は?違うよザク。俺と2人きりで話そうね」

「全員で!仲良く!な!?」


またまた不穏な雰囲気が漂い始めたので、慌てて制止する。
そしたら渋々と言った表情で、2人は頷いた。