恋の仕方が分からない

「ねー恋愛ってなに?」
親友である石榑こころ(いしぐれこころ)にたずねる。
「あやのって哲学的なこと聞くよねー」
少し笑いながらも
「相手を大切にしたいってことかなー」と答えた。
「そんなこと言ったら私はみんな大切にしたいよ。」
私が言う。
「たしかにあやのっぽい答えだね!」
こころは私の事をよく見ているし知っている。
だからといって恋について分かるわけではなかった。

あれからネットで調べたり、友達から聞いたりしたけど
恋とは、愛しいとか守りたいという綺麗事だけでなく、
泥臭いという正反対のものだと言う人もいた。
恋は、美しく汚いまさに紙一重なのだろう。
私は恋についてよく知らない。
恋とは儚く美しいものだった。
そして、恋とは泥臭いものでもあった。

次の日、幼馴染である佐久間ひかる(さくまひかる)が話しかけてきた。
「こころから聞いた。お前、恋を探しているらしいな。」
「俺がお前に恋を教えてやる」
私は頭の中に『???』が広がる。
そして思ったことはふたつ。
まず幼馴染だからってお前呼びはちょっとダルいって笑
そのあとに恋を教えるってどゆこと?!?!?