死なないで

そのままオットセイの餌やりに向かった。

餌を食べようとするオットセイたちの目が、ギラギラとしていて面白かった。

私が、餌のアジをオットセイの顔の前に持っていくと、早くよこせと言わんばかりに、オットセイは大きく口を開いていた。

「すごい!美味しい?」

あげたアジを直ぐに、飲み込んだオットセイに声をかけた。

オットセイはそっぽを向いてしまった。

餌を持っていない人には興味無いらしい。

「なんか、食欲に真っ直ぐで可愛いね」

要がそう言った。

「変な感想」

私は、笑った。

一通り見て周り、水族館を出た。

「お昼どうする?」

要が言った。

スマホで時計をを見ると13時30分になっていた。

「なんか買って、宿で食べよ」

「いいの?外で食べなくて」

「うん。二人でゆっくり食べようよ」

近くにあったコンビニで、昼食を買い、宿に戻った。

昼食を食べた後も、ずっと宿で過ごして、そのまま眠った。