死なないで

『イベントのご案内です。
10時30分より、屋外プールにてイルカショー、11時より、オットセイプールにてオットセイの餌やり体験、13時より、ペンギン散歩が行われる予定です。
引き続き、お楽しみください。』

アナウンスがなった。

時計を見ると、今は10時10分だった。

「紗夜。イルカショー行く?」

「そうだね。行こう!その後オットセイの餌やりもしよう!」

「うん。そうしよう」

私たちは屋外プールへ向かった。

プールのまわりには、イルカショーを見ようと、多くの人が集まっていた。

しばらくして、ショーが始まった。

イルカたちは、トレーナーの指示に従って、丁寧に技を決めていった。

イルカの技が決まる度に、観客から歓声が上がった。

私も、一緒に歓声をあげた。

イルカの表情が分かる訳では無いけど、笑っているように見えた。

トレーナーとイルカが揃ってお辞儀をして、ショーは終わった。

「すごかったね!イルカって賢いねー!それに可愛い」

「そうだね。可愛かった」