双子の愛が重すぎる

私たちは一階に降り、玄関で靴を履いた。

「いってきまーす!」

「いってらしゃい」

お母さんの声が聞こえてから、ガチャとドアを開けた。

すると、眼の前には真っ黒な綺麗な車が。

これ、オーダーメイドで1億円くらいするらしい・・・・・・。

正直、申し訳ない・・・・・。

車に乗り込むと、直ぐに運転手さんが出発してくれた。

「澪、この前の中間テストの結果、どうだったんだ?」

「そうですね。澪さんの結果次第ではご褒美ですからね」

今は5月。

一週間前に中間テストがあったばっかり。

二人いわく、私は地頭がめっちゃくちゃ良いからどうせなら総合点500点中の480点を取れたら、二人のお母さんが経営している大人気で今SNSで話題のカフェに連れて行ってくれるらしい。

「でも私、理科苦手だよ?流石に480点は無「それは見なきゃわかんねぇだろ」