推しに恋したら〜画面越しだった推しが甘い狼になるまで🐺〜

そっか...奏斗、偏食だったんだ... 私が作ったご飯を何とか工夫して奏斗も食べれるメニューに変えれないかな...「奏斗が起きたら、優の美味い飯全部食わせてみようぜ...!」海斗...それはダメな気がする...
病人にそんなたくさん食べさせれないよ...!
「優ちゃん...!奏斗が好きな野菜とか食べ物知ってるよ...!」えっ...!奏斗に好きな食べ物、あるんだ...!
「確か、小さい頃に食べたおかゆだけ食べれるって言ってた」そのおかゆがどんなのかわかんないな...
昔、お母さんが病院で栄養管理士をしてた時に作ったおかゆがあって...それを作ってみようかな...?
「少し、思い当たるものがあって...今試し作りしようかなって思ってるんだけど...」もし、奏斗が食べられなくても残りは私が食べるから大丈夫...!
「マジ!俺が残ったら食うよ...!」海斗...!私が作ったものを気に入ってくれて嬉しい...!「海斗、ありがとう...!いっぱい作るね...!」そうとなれば、材料買ってこないと...消化に良いものを...「優、買い物に行くだろ...?俺もついて行くよ...!」一人で行けるけど...荷物が多くなったりしたら大変だし...「じゃあ、お願いします...」一人じゃ心細い時もあるし、お願いしたほうがいいよね...?「じゃ、行ってきまーす」
いつものスーパーに行った方がいいと思う...品揃えが豊富だから。「ここか?」いつものスーパーに着くと海斗が行った。「うん...!いつもここで買い物してるから...」何買うかもう決めてるからメモを海斗に渡して取ってきてもらうことにしよう。
「このメモに書いてある物を取ってきて欲しい...」
「わかった...!」 「取ってきたよ...!」は、早い...
「その思い当たるものって...?」 「昔、お母さんが担当してる病院でね、今の奏斗みたいに栄養失調とかで体調不良になった男の子がいて...その子もとんでもない偏食だったから...お母さんが一日中考えておかゆを作ったんだってそれだけ食べれるんだって」
だから、そのレシピを私は引き継いでる...!
「私、レジ通してくるから...待ってて」
結構、買ったな...みんなのおやつとかも買ったし...今日は仕方がないよね...!私はレジを通し終わって買ったものを詰め込みしようとした。「優!奏斗が目を覚ましたって」えっ...!本当に...?やったー!
「急いで帰ろう...!」 奏斗...!全然目を覚まさなかったから...めっちゃ心配したんだよね...!
家に着くと私は荷物を海斗に預け、急いで奏斗のいる部屋に入った。「奏斗...!」 「優...!ごめん、心配かけて...」な、何でそんなこと言うの...?奏斗のせいじゃないよ...!「今から、ご飯作るから食べれそうだったら食べて...!」 「...わかった」何か奏斗嫌がってたよね...私、無理矢理食べさせようとしてるみたいになってる...そんなこと考えてる暇はない...!早く作って奏斗に食べさせないと...! よしっ!完成!
「奏斗、これ食べてくれない?」少しでもいいから食べて欲しい...!「こ、これ...あの味だ..」