星の嵐

次の瞬間、ボンッ!!と爆発するように女子生徒の顔が真っ赤になる。

ーーこれは、上手くいきそう。

わたしの予想通り、彼女は目をハートにさせると、すぐにしおらしくなった。


「い、いえ……もう気になさらないでください♡」

「本当ですか?なんて優しくて素敵な方だろう。ありがとうございます」


トドメの一押しで、優雅に微笑んでみせれば。
女子生徒はさらに顔を赤くさせ、なんとも満足そうに校舎の方へ戻っていった。


ああよかった。大事にならずに済んで。

と、胸を撫で下ろしたら。


「ら〜〜ん〜〜〜!!お前、またやったな?!」


不機嫌そうな顔で、大声を出す星様。


「お前、(れん)さん直伝のワザをまたやっただろ?!」

「あれが一番、丸くおさまると思いまして。何か問題が?」

「問題大アリだ!!しかも手の甲にキスまでして……俺だってされたことないのに〜!」


星様の悔しそうな声が、体育館裏に響き渡る。