星の嵐


『私立大天空(だいてんくう)学園』


初等部から大学までエスカレーター式の、超超超お金持ち学校。
敷地面積は東京ドーム何十個分とも言われている。

通う生徒たちの親は、大企業の社長、大物芸能人、政治家、一流プロスポーツ選手、エトセトラエトセトラ。

頭脳明晰で品行方正であることはもちろん、
とにかくお金持ちでエリートの子どもしか入学することは許されない。


そんな選ばれし者の大天空学園生徒のなかでも、ひときわ目立つ2人組がいた。


中等部3年に所属する、なんとも美しい男子と女子。


彼らについて語るとき、皆が口をそろえてこう言ったという。



『 美しいその星に手を伸ばすべからず。さもなくば、嵐が吹き荒れるだろうーー 』