†鑑査委員制度†



昨日の一部始終を思い出し、俺は頭を抱えたくなった。


あの後どうにも取り合わない先輩から俺はひとまず逃げたんだ。


しかし今日になって授業が終わるとどうやって俺のクラスを調べて来たのか・・・武藤先輩が休み時間ごとに勧誘しに現れるようになった。


印象を少し訂正しよう。この人は王子顔のただひたすらしつこい人!だ。


そしてもう一つ発見した事がある。


一緒に歩くと、まるで先輩は歩く印籠のごとく、昼で購買へ行く者でごった返す廊下で(特に女子から)熱い視線を受けながら道を割る。


十戒か!!


と、さすがの俺も突っ込みたくなるほどあからさまな事態だ・・・


午前も教室に現れるたびにどよめきやら何やら大変だったわけだが


それにしてもどんだけだ?


とんでもなく派手な顔立ちはしているが、お前らもいちいち狼狽えるな!


この俺が一度渇を飛ばしてやりたくなる有り様だった。


まぁそもそも2年がこのフロアにいること事態で注目を集めてしまうのだが。


しかも俺には、最近椿千里や姫宮ミコトと顔を合わす機会が多いからか、抗体ができているのかもしれない。


あの2人もバックに花が飛ぶ勢いで派手だし・・・


そんな風に周りと自分との関係を慮っていると、偶然姫宮ミコトに出くわした。


彼女はまだ俺に気がついていないようだが・・・・・・・・・・・・なんだ?


あの笑顔?


本当に姫宮さん?