これで大丈夫だろうと、思った矢先、予想外の出来事が起きた。様子を見にカーマイン公爵家を訪れると、成長したエリアルに脅されたのだ。
『あんたが魔女ユニティね。私をミルドレッドと入れ替えるなんて、そんな芸当ができるのは転生者しかいない。ねぇ、そうなんでしょう』
そう、エリアルも転生者だったのだ。しかも彼女はブルーノと結婚したくない、という。なぜなら彼女も乙女ゲーム『贄姫になっても恋はしたい』をプレイしていて、推しはブルーノではなかったのだ。
『悪役令嬢の未来を変えたんだから、私の未来も変えなさい』
エリアルの望みは、推しである攻略対象者の騎士と結ばれること。けれどその騎士は平民で、公爵令嬢の立場では難しい。本来のエリアルの身分である男爵令嬢だったのならば可能なのに、ボクが余計なことをした、と憤慨していたのだ。
だからボクは、再びカーマイン公爵に相談をして、エリアルを信頼できる友人に託した。そこで問題なのが、ミルドレッドだ。
乙女ゲームが始まってもいないのに、悪役令嬢が空位になってしまった。ブルーノとの婚約は継続中。
ボクは同じ転生者であるエリアルの元を訪ね、相談した。『どうしたらいい』と。すると彼女はあっけらかんとした声で言い放った。
『あんたが魔女ユニティね。私をミルドレッドと入れ替えるなんて、そんな芸当ができるのは転生者しかいない。ねぇ、そうなんでしょう』
そう、エリアルも転生者だったのだ。しかも彼女はブルーノと結婚したくない、という。なぜなら彼女も乙女ゲーム『贄姫になっても恋はしたい』をプレイしていて、推しはブルーノではなかったのだ。
『悪役令嬢の未来を変えたんだから、私の未来も変えなさい』
エリアルの望みは、推しである攻略対象者の騎士と結ばれること。けれどその騎士は平民で、公爵令嬢の立場では難しい。本来のエリアルの身分である男爵令嬢だったのならば可能なのに、ボクが余計なことをした、と憤慨していたのだ。
だからボクは、再びカーマイン公爵に相談をして、エリアルを信頼できる友人に託した。そこで問題なのが、ミルドレッドだ。
乙女ゲームが始まってもいないのに、悪役令嬢が空位になってしまった。ブルーノとの婚約は継続中。
ボクは同じ転生者であるエリアルの元を訪ね、相談した。『どうしたらいい』と。すると彼女はあっけらかんとした声で言い放った。



