「でも、魔女だと脅すことはできないよ。ボクはまた雲隠れする。人間と魔女は、同じ時間が流れているわけじゃないんだからね」
「知っているさ。だから俺も一緒に雲隠れさせてくれ」
「はぁ?」
「宰相から聞いて知っているだろうが、俺の立場は今、危うい。ならば、弟に王位を――……」
「待て待て、早まるな!」
一応、攻略対象者の一人だろう。何、現実逃避しているんだよ!
「早まっていないし、そもそもこれは頼みではない」
「では、なんだというの?」
「責任だ。王族を騙した償いだ。カーマイン公爵はすでにしたのに、魔女であるお前がしないのは不公平だろう?」
「それは……そう、なのか?」
ミルドレッド、エリアル、金髪の少女。それだけでなく、ブルーノの運命も変えてしまった。ボクの一時の感情で。
だからブルーノの言うことも一理ある。
「知っているさ。だから俺も一緒に雲隠れさせてくれ」
「はぁ?」
「宰相から聞いて知っているだろうが、俺の立場は今、危うい。ならば、弟に王位を――……」
「待て待て、早まるな!」
一応、攻略対象者の一人だろう。何、現実逃避しているんだよ!
「早まっていないし、そもそもこれは頼みではない」
「では、なんだというの?」
「責任だ。王族を騙した償いだ。カーマイン公爵はすでにしたのに、魔女であるお前がしないのは不公平だろう?」
「それは……そう、なのか?」
ミルドレッド、エリアル、金髪の少女。それだけでなく、ブルーノの運命も変えてしまった。ボクの一時の感情で。
だからブルーノの言うことも一理ある。



