UFO的男女間の温度差

いつしか、初夏の光は

柔らかな朱色を

含み始めていた。



もう少ししたら、夕日が

世界を染めることだろう。



ぼくは、そんな空に向けて

願いを飛ばした。



「UFO来ないかな」と。