「葵ちゃん、会いたかった......ごめんね」
「ほんとだよ、先生!」
何も言わず去っていったことに罪悪感を感じていた
休憩がてら葵と一緒に食堂へ行く
葵は紬の離れた後のことを1から全部話してくれた
産むことを決め検診にも真面目に来ていた
そして無事出産したのだ
赤ちゃんとは離れ離れになってしまったが、
赤ちゃんを迎えるために仕事も決まり、一生懸命頑張ると意気込んでいる
一つひとつの言葉に重みがあった
話を聞いた紬は
「葵ちゃん、立派だよ」
自然とそう言葉がこぼれる
「紬先生がいたおかげよ」
紬は首を横に振る
何もしていない、自分はただそばにいただけ――
それでも救えた命が確かにある
1人じゃない、2人分の未来がつながっていく
口いっぱいにご飯を頬張る葵の姿が可愛らくし思えて思わず笑みが溢れる
「そういえば、あの先生......橘先生!」
「橘先生がどうしたの?」
「付き合ってるの?」
葵から衝撃な一言が放たれる
吹き出しそうになった紬は慌てて全力で否定する
「...っ、何を言ってるの?付き合ってないよ」
「ふーん」とつまらなさそうな顔をする葵
葵はそのまま続ける
「だって、紬先生がいなくなった後でも話によく出てきたよ
その顔すごく優しかった」
紬の後は橘先生が引き継いでいた
前任の話が出てくることはよくある話だが...
「優しかったって、
無表情でするわけないでしょ
橘先生にだって営業スマイル的なものあると思うよ」
無理矢理軽く流そうとする
「いや、私には分かる、橘先生は紬先生のこと好き
紬先生も好きなんでしょ?」
心臓が大きく跳ねる
「......っ、なんでそうなるのよ
ってか葵ちゃん、声が大きいよ」
最近の若い子にはついていけない
少しでもその気があるとその話を盛り上げようとする
実際そこまで大きいわけではなかったが
誰かに聞かれたらまずいと思い、落ち着かせる
紬はもう抑えることができなくなっていた
橘先生が好き――
紬は熱くなる顔を手で冷やす
葵はそんな2人を見守ろうと微笑むのであった
「ほんとだよ、先生!」
何も言わず去っていったことに罪悪感を感じていた
休憩がてら葵と一緒に食堂へ行く
葵は紬の離れた後のことを1から全部話してくれた
産むことを決め検診にも真面目に来ていた
そして無事出産したのだ
赤ちゃんとは離れ離れになってしまったが、
赤ちゃんを迎えるために仕事も決まり、一生懸命頑張ると意気込んでいる
一つひとつの言葉に重みがあった
話を聞いた紬は
「葵ちゃん、立派だよ」
自然とそう言葉がこぼれる
「紬先生がいたおかげよ」
紬は首を横に振る
何もしていない、自分はただそばにいただけ――
それでも救えた命が確かにある
1人じゃない、2人分の未来がつながっていく
口いっぱいにご飯を頬張る葵の姿が可愛らくし思えて思わず笑みが溢れる
「そういえば、あの先生......橘先生!」
「橘先生がどうしたの?」
「付き合ってるの?」
葵から衝撃な一言が放たれる
吹き出しそうになった紬は慌てて全力で否定する
「...っ、何を言ってるの?付き合ってないよ」
「ふーん」とつまらなさそうな顔をする葵
葵はそのまま続ける
「だって、紬先生がいなくなった後でも話によく出てきたよ
その顔すごく優しかった」
紬の後は橘先生が引き継いでいた
前任の話が出てくることはよくある話だが...
「優しかったって、
無表情でするわけないでしょ
橘先生にだって営業スマイル的なものあると思うよ」
無理矢理軽く流そうとする
「いや、私には分かる、橘先生は紬先生のこと好き
紬先生も好きなんでしょ?」
心臓が大きく跳ねる
「......っ、なんでそうなるのよ
ってか葵ちゃん、声が大きいよ」
最近の若い子にはついていけない
少しでもその気があるとその話を盛り上げようとする
実際そこまで大きいわけではなかったが
誰かに聞かれたらまずいと思い、落ち着かせる
紬はもう抑えることができなくなっていた
橘先生が好き――
紬は熱くなる顔を手で冷やす
葵はそんな2人を見守ろうと微笑むのであった
