紬は医局にてカルテ整理に追われていた
2年目になってからは受け持つ患者が多くなり時間が足りなくなっていた
「お疲れ様でーす」
「お疲れ様です」
研修医1年目の木下先生が戻ってきた
疲れたーと言いながらペットボトルのコーラをプシュと開ける
そして一気に喉へ流し込む
「橘先生についていくのって大変ですね
常に動き回ってますよ」
紬も付き始めのころは慣れなかった
椅子に座る暇もないくらい橘先生は走り回ってた
「それに、めちゃくちゃ厳しいし」
紬はうん、うんと頷く
「でも朝比奈先生には優しいですよね」
紬はドキッとする
できるだけ冷静を装って返す
「......そんなこと、ないと思うけど?」
木下先生は「いや、違います」と即答する
「俺には冷酷っていうか、何やってるんだ、アホみたいな感じなんです
でも朝比奈先生には...
愛がある?みたいな感じがするんです」
木下先生の発言に紬は戸惑いを隠せない
「そこは男女の違いがあるんじゃない?」
なんとか絞り出す
「患者を救うのに性別の違いなんていらないじゃないですか」
木下先生の言うことはごもっともだ
何も言えない紬がいた
「きっと朝比奈先生のこと好きなんですよ!
...付き合ったらいいのに」
衝撃な一言で紬は動揺を隠せなかった
「...っ、そんなん橘先生に失礼よ
彼女か奥さんいるかもしれないし」
「彼女も奥さんもいないって言ってましたよ」
木下先生はサラッと返す
仕事中に何プライベートの話をしてるんだと思ったが、心の奥ではホッとした紬がいた
「好きとか、付き合うとかそんな目で見たことない
ってか仕事しなさいよ」
先輩らしく後輩を叱る
「仕事ばっかりじゃ行き詰まりますよ
そのままじゃ、婚期逃しますよ」
「余計なお世話よ」
後輩からのうるさい一言が飛ぶ
確かに周りでは結婚や出産が相次いでる
いくらお祝いで包んだことか...
紬にとって考えたくない問題だった
2年目になってからは受け持つ患者が多くなり時間が足りなくなっていた
「お疲れ様でーす」
「お疲れ様です」
研修医1年目の木下先生が戻ってきた
疲れたーと言いながらペットボトルのコーラをプシュと開ける
そして一気に喉へ流し込む
「橘先生についていくのって大変ですね
常に動き回ってますよ」
紬も付き始めのころは慣れなかった
椅子に座る暇もないくらい橘先生は走り回ってた
「それに、めちゃくちゃ厳しいし」
紬はうん、うんと頷く
「でも朝比奈先生には優しいですよね」
紬はドキッとする
できるだけ冷静を装って返す
「......そんなこと、ないと思うけど?」
木下先生は「いや、違います」と即答する
「俺には冷酷っていうか、何やってるんだ、アホみたいな感じなんです
でも朝比奈先生には...
愛がある?みたいな感じがするんです」
木下先生の発言に紬は戸惑いを隠せない
「そこは男女の違いがあるんじゃない?」
なんとか絞り出す
「患者を救うのに性別の違いなんていらないじゃないですか」
木下先生の言うことはごもっともだ
何も言えない紬がいた
「きっと朝比奈先生のこと好きなんですよ!
...付き合ったらいいのに」
衝撃な一言で紬は動揺を隠せなかった
「...っ、そんなん橘先生に失礼よ
彼女か奥さんいるかもしれないし」
「彼女も奥さんもいないって言ってましたよ」
木下先生はサラッと返す
仕事中に何プライベートの話をしてるんだと思ったが、心の奥ではホッとした紬がいた
「好きとか、付き合うとかそんな目で見たことない
ってか仕事しなさいよ」
先輩らしく後輩を叱る
「仕事ばっかりじゃ行き詰まりますよ
そのままじゃ、婚期逃しますよ」
「余計なお世話よ」
後輩からのうるさい一言が飛ぶ
確かに周りでは結婚や出産が相次いでる
いくらお祝いで包んだことか...
紬にとって考えたくない問題だった
