紬は今ERでの研修中
とは言っても心は産婦人科にある
というのも専攻科の提出の期限が迫っている
もちろん産婦人科で提出するつもりだか、ER専攻も悪くないと思っている今日この頃
ICUから移動する人、そのまま亡くなっていく人いろんな人がいた
そんな状況を目の当たりにして紬自身の体も心もボロボロになったが関係なかった
生死を彷徨う人を救えた時の達成感は他の何よりもやりがいを感じられた
ERに時間なんて関係ない
朝からバタバタで気づけば時計は1時を指している
お昼へ行こうと思っていたらたまたま時間が合ったため指導医の橋本和馬先生と一緒に行くことにした
お昼時を過ぎているため食堂は空いている
人混みが苦手な紬にとって最適な時間だ
食堂に着いたら、彼は迷うことなく券売機にお金を入れボタンを押す
「おばちゃん、チキン南蛮定食大盛りで!」
食券を食堂のおばちゃんに渡しながらそう言う
橋本先生がずんずん進んでいく中、紬は決めれないでいた
今日の日替わり定食もいいし、最近食生活乱れているから野菜定食もいいな、なんて思っているとき
「遅い、後ろが待ってるんだけど」
と低い声がした
振り向くと橘先生がいた
「あっ、ごめんなさい」
慌ててお金を入れ目の前のボタンを押す
出てきた食券をおばちゃんに渡す
「先生、細いのに大盛りなんて食べるの?
いいねー、若いって」
食券を半分に切って返されるのを見てみると
ー唐揚げ定食大盛りー
苦笑いで返してあげることしかできなかった
それを横で見ていた橘先生はクスクスと笑っている
「ERは体力がいるからなー
いっぱい食べないとな」
紬は大盛りの唐揚げ定食を持ったまま、少し困った顔で立ち尽くしていた
とは言っても心は産婦人科にある
というのも専攻科の提出の期限が迫っている
もちろん産婦人科で提出するつもりだか、ER専攻も悪くないと思っている今日この頃
ICUから移動する人、そのまま亡くなっていく人いろんな人がいた
そんな状況を目の当たりにして紬自身の体も心もボロボロになったが関係なかった
生死を彷徨う人を救えた時の達成感は他の何よりもやりがいを感じられた
ERに時間なんて関係ない
朝からバタバタで気づけば時計は1時を指している
お昼へ行こうと思っていたらたまたま時間が合ったため指導医の橋本和馬先生と一緒に行くことにした
お昼時を過ぎているため食堂は空いている
人混みが苦手な紬にとって最適な時間だ
食堂に着いたら、彼は迷うことなく券売機にお金を入れボタンを押す
「おばちゃん、チキン南蛮定食大盛りで!」
食券を食堂のおばちゃんに渡しながらそう言う
橋本先生がずんずん進んでいく中、紬は決めれないでいた
今日の日替わり定食もいいし、最近食生活乱れているから野菜定食もいいな、なんて思っているとき
「遅い、後ろが待ってるんだけど」
と低い声がした
振り向くと橘先生がいた
「あっ、ごめんなさい」
慌ててお金を入れ目の前のボタンを押す
出てきた食券をおばちゃんに渡す
「先生、細いのに大盛りなんて食べるの?
いいねー、若いって」
食券を半分に切って返されるのを見てみると
ー唐揚げ定食大盛りー
苦笑いで返してあげることしかできなかった
それを横で見ていた橘先生はクスクスと笑っている
「ERは体力がいるからなー
いっぱい食べないとな」
紬は大盛りの唐揚げ定食を持ったまま、少し困った顔で立ち尽くしていた
