一筋の涙が溢れて私は慌てて席を立ちお手洗いへと向かう。 分かってても失恋って本当に辛いね… あの彼女はきっとこんな辛い感情は知らないと思う。 誰かを心から好きになってその人を失うという辛さ お化粧崩れちゃったかな… 直すほどのお化粧はしてないけど、せっかくお手洗いまで来たからとパウダールームへ向かうと雄太の彼女がリップを塗り直していた。 タイミング悪……; 彼女は私のこと何て知らないだろうけど何となく気まずくて私は席に戻る事にした。