周りから見れば、一見しっかり者で何でもテキパキとこなす人に見えてたかもしれないけど、私はそんなに出来る女じゃない…
だから今だってこうして恋愛を拗らせてるし…
「最近ね、よく佳菜子が言ってた言葉を思い出すの。
相手にも気持ちがあるから仕方ないって…」
「うん。」
「どんなに好きでも相手にも同じ気持ちがないと成り立たないんだ…って、結局ね、“恋”は“愛”に敵わないって思ったわ。」
「そうね。私も新しい出会いを探すから優花も一緒に探そう!愛せる人をね。」
「うん…」
この恋に終止符を打つ…
そう心に決めて私は残りのビールを飲み干した。
