「優花には年下の彼がいいと思うな…」
佳菜子がポツリと呟いた。
「ぇ、年下……?」
「うん。優花ってしっかり者で優しいし面倒見いいでしょ?皆のお姉さんって感じでさ…だから年下で尽くしてあげたくなるような人がいいと思う。」
尽くしてあげたくなるような人……?
掃除、洗濯、料理に「ハンカチ持った?」何て彼に確認までして……?
それ、完全に母親じゃない…?;
「ダメ男は嫌よ…」
「ダメ男じゃなくて何て言うかなぁ…母性本能っていうか…“この人を私の愛で支えたい”みたいな?」
何?母性本能って……
やっぱり母親じゃない…
…面倒見は確かにいいかもしれないけど。
高校の時はクラスの学級委員もしたし、バレー部ではキャプテンもした。
